群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

取捨選択

【以下ゼミの振り返り】

教師は子どもが学んでいくうえで、つい何か一つ最適な方法があると思ってしまう。

しかし、それは大抵の場合「教える側にとっての」であったり、「教える側が子ども時代に感じた(正しいと思ってきた)こと」であることが多いような気がする。

 

しかし本来、子どもにとっての最適な方法は一人一人違うはずだ。

であるならば、方法は個々が選択できるようにすべきである。

 

教師が方法を強いると、それを子どもが捨てる権限がなくなってしまう。そしてそれが合わなかったときに、「する」が「やらされる」になってしまい、「思考」が「作業」になってしまうのだと思う。

 

逆に、子どもが自分で判断して取り入れたものは、もし合わなければ自分の判断で捨てることができる。そのようなトライ&エラーの積み重ねの中で自分に合う方法を選択できるようになる。そしてその時、その子にとっての学びは駆動するのだと思う。

 

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