群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

距離

直接関わっているときは近すぎず、遠すぎず。 みんなにできることはやるし、みんなにできないことはやらないっていう距離感。 特別は作らないし、避けたり苦手意識も作らない。あくまでフラット。これは別に意識的にしているのではなくて、普通に自然に。 卒…

命のバトン

ありがとうの意味を考えた。調べてみると、「ありがとう」は形容詞「ありがたい」の連用形「ありがたく」が変化した言葉なのだそうだ。 漢字で書くと「有難い」であり「有ること」が「難い」という意味を持っているのである。 妻が明日(今日)退院する。無…

遊びと学びとそれからスマホ

GIGAスクール構想について、「一律に」という工業化社会のコードから抜け出せない面があります。さぁみんなで一緒に使おう!っていう音頭から早く抜け出さないと子どもの頭と視力はどんどん悪くなるで!(なーんて) 大事なのは使いたい時に使いたい人が使える…

ルーブリック評価について

ルーブリック評価についてもやもやと考えています。例えば、単元のまとめとなるレポートに取り組む際、ルーブリックを事前に示すことで、生徒は見通しを持って取り組むことができます。また、レポートは評定のための評価を行う上での評価材料になるので、ル…

瓦解

公教育で教師として働き続ける意味を考えてきました。ここ1、2年の間で、公立学校の教師を辞め、私立の新しい学校を作ったり、起業して個人事業主になった方が多くいました。そういった方たちから、たくさんの影響を受け、自分もこんなふうになんていう憧…

「鳩」と「狼」の話

昨日は8月1回目のオンライン西川ゼミでした。 オンラインのゼミ生に加え、西川研究室のゼミ生が参加していました。 ゼミ生からの質問に対する西川先生の話の中で、「鳩」と「狼」の話があり、とても印象に残りました。 たとえば、目の前に二つの檻がありま…

「勝ち」と「価値」

オリンピック。子どもの頃はテレビを前にして、目の前で繰り広げられる様々な競技に熱狂しました。日本の選手が勝つと喜び、負けると悔しがりました。今回のオリンピックを見ていて、応援しながら見ているのですが、心の底から熱狂することができずにいます。…

メモ 「教えることの復権」

『日本の教育界では、子どもの自主性を大切にしようと、「教える」ことよりも「学ぶ」ことに重点を置き始めたように見える。これまでの「詰め込み」への反動だろう。だか一方で、教師の役割を軽視しすぎてはいないだろうか?本書では教師が「教えるというこ…