群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

公立学校を変えるということ

現在勤務する学校は4年目。不登校が多い。着任した時に違和感を感じた管理強制の風土を、生徒との関わり、職員との関わりの中で、少しずつ緩やかにしていきたいと思ってここまでやってきた。でも、まだまだ変わらない側面がある。

 

それは職員一人一人に浸透していかないから。

主任レベルのマインドが変わっていかないときつい。校長のビジョンがないと厳しい。

 

結局は個人では何もできない。だからこそ組織として、目標を共有して、折り合いをつけながら共通領域を見出していくことが大事なのである。そして、その場は、校内研修なのだと思う。やっつけではなく、見通しと目的意識、そして問題意識を共有できるような研修の場を、校内に機能させていくことが必要不可欠である。

 

そしてそういったことの準備は、新しい年度が始まる前のこの時期から初めていかなければならない。