群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

多様生とベクトル

先週のオンラインゼミ(https://jun.edusalon.net)で学んだこと。

 

集団の多様生とそのパフォーマンスについて、多様になるとパフォーマンスが高くなるものと、多様になることでパフォーマンスが低くなるものとがあるのだそうだ。ではその違いは何か...

 

それはベクトルなのだという。

 

要はベクトルが同じ方向を向いていると多様な人間がいた方がパフォーマンスは高くなるし、ベクトルがバラバラだと多様であることにより、パフォーマンスが低くなるのだそう。

 

 

確かに当たり前といえば当たり前である。

が、意外と見落としがちかもしれない。

 

 

多様な職員集団のパフォーマンスを上げるための管理職の仕事ははっきりとしたベクトルを示すこと。

 

多様な学級集団のパフォーマンスを上げるための担任の仕事ははっきりとしたベクトルを示すこと。

 

と考えると腑に落ちる。

 

ちなみにこのベクトルの示し方は全員の前で示すことが大事。でもこれは全員を分らせるということではなく、分かる人には分かるということ。2割の人には伝わるということが大事。