群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

「木を見ずに森を見る」

先日、人生で初めて1000円カット行きました。行きつけの床屋の予約が取れなかったのと、翌日に面談が入っておりどうしても髪を切りたかったので、仕事帰りに寄ってみることにしました。


今回感じた1000円カットの利点を挙げてみると

①安い

②早い

③気を遣わない(余計な話をしなくて済む)

④仕事帰りに寄れる

です。それでいてそこそこのクオリティに仕上がれば、むむむこれはいいぞっと思う人も多いのではないでしょうか。


店側の視点で考えてみると、多くの顧客を集客し、効率よく店を回転させるための戦略なのだと実感しました。


思い返してみると、学生時代の授業「ベンチャー企業論」で新たなビジネスチャンスを生み出すための考え方としてブルーオーシャン戦略について学びました。この戦略は、ライバルの動向を細かく調査分析するのではなく、業界全体の戦略を把握し、従来とは異なる考え方を見つけ出そうというものです。既存のライバルに勝とうと考えるのではなく、顧客視点で考えて、まだ提供されていない高い価値を作り出す一方、業界の常識をやめ低コスト化も同時に実現するといったものです。


この戦略はこれからの学校教育を考える上でも大いに役立つのだと思います。顧客を生徒や保護者に置き換えて、まだ提供されていない高い価値って何だろうと考えてみたいと思います。

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