群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

ゴールデンルール

以下は『学び合い』の考え方から学んだことです。


どんなクラスにも2割は教師の視点でクラス全体のことを考える力を持っている生徒がいます。学級崩壊とは、そういった2割の生徒がそっぽを向くことで起こるとも言われています。


教師はクラスの全員を動かそうとしたり、できない生徒に対して手を加えるのではなく、全体に語りながらその2割の生徒を動かすという視点を持っていることが大事です。そして何か問題が生じた時には、率直に問題を解決する意義を語り、方法には介入せず(任せ)、結果を厳しく評価していくようにします。そうすると2割の生徒たちが動き始めます。2割の生徒が動き始めると、他の生徒も動き始めます。


子ども集団、特にやんちゃ坊主たちは教師に嫌われることはへとも思いませんが、子ども集団に嫌われることは恐れます。


大切なことは、普段から「教師のために」ではなく、「クラスの仲間のために」とか「友だちのために」といった視点をふんわりと持ち、緩やかなつながりの中で関わり合える生徒を育てていくことだと思います。