群青だより

10年、20年先の子どもたちの未来のために

脱工業化社会のコードへ

「生徒に一生涯の幸せを与える学級経営」を読んだ。

 

ICTの活用について、生徒の一人一台のタブレット使わせることが重要なのではないし、「〇〇のアプリを~のように使います」というように、生徒が一律に使うことを前提とした、研修やレポートに果たしてどれだけ意味があるのだろうか。

 

子どもたちは、すでに脱協業化社会を生きている。

その最たるものが、TV離れである。

 

子どもたちの多くはyoutubeやプライムビデオなどのような、ネット上に配信されるドラマやアニメを自分が見たいときに見ている。

 

このこと一つとっても、学校においてICTを使うことがsociety5.0なのではなく、「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」といった工業化社会のコードからから、「個性化」「総合化」「非同時化」「分散化」「適正規模化」「地方分権化」といった脱工業化社会のコードに舵を切ることがsociety5.0への移行なのである。